カードに
隠されている真実
〜手品師〜



2つのコップの中にコインを入れてそれを伏せ、見物人にどちらにあるかを当てさせるというイカサマをしているのがこのカード。

@
派手な色の服装をしているのは、一種の芸人であり、人を楽しませる職人ということを表しています。

A
左の方に目線が有るのは、仕事をはじめたばかりでマニュアルを参考にしているのかもしれません。
もしくは自分の経験を振り返っているのでしょう。

B
机の上にはナイフとコップとコイン。これはそれぞれ、風、水、地を表しています。 そして手に持っている杖が火。
つまり4元素なのです。

C
机の上にはサイコロが3つ。
出ている目の数は3と7。掛け合わせると「21」という聖数になります。

D
机の足を見て気づくことはないのでしょうか。そう、足が一本足りません。
これは「第4のものは常に隠れる」という錬金術を含む秘教の原理を表しています。

E
彼の足元を見て下さい。
左右に向いています。これは追っ手が来たらすぐに逃げ出せる、自由であるということの象徴です。